温室効果ガスの中でもいちばん地球温暖化への影響が大きいのが、二酸化炭素です。二酸化炭素は、工場や発電所、家庭からも、石炭や石油、ガスなどをもやすと出てきます。
ふだん当たり前のように使っている電気やガスなどを作る過程はもちろん、それを使うことでも二酸化炭素は発生してしまうんだね。
電気やガスなどのエネルギーを使う量を少なくするために、どんなことができるでしょうか。
また、自動車からも二酸化炭素は出ています。自動車から出される二酸化炭素を減らすために、わたしたちにできることはなんでしょうか。
環境に優しく災害時にも活用できる次世代自動車
次世代自動車は、二酸化炭素や大気を汚す有害な物質をあまり出さない、または全く出さない、環境にやさしい自動車です。
次世代自動車の中には、電気をエネルギーとした電気自動車や水素をエネルギーとした燃料電池自動車などがあり、電気自動車と燃料電池自動車は電気を外部に取り出すことができるため、地震や水害などの災害時での活用も期待されています。
次世代自動車を普及させるためには、次世代自動車を選んでもらうことが必要となるため、川崎市では、イベントなどの場で、次世代自動車を実際に見てもらったり、取り出した電気を使うところを体験してもらう機会を提供しています。